シーオブクラス死す、早すぎる別れに「今日は悲しい日」とハガス師
2019年07月23日 11:37
昨年の愛オークスなどを制したものの、今月に疝痛で電撃引退した4歳牝馬シーオブクラスが、現地22日に死亡した。
W.ハガス厩舎所属だったシーザスターズ産駒のシーオブクラスは、昨年のデビュー2戦目から4連勝。愛オークスとヨークシャーオークスの両G1を勝ち、10月の仏G1凱旋門賞では連覇を達成した女傑エネイブルから短クビ差の2着と善戦した。
今年は6月19日の英G1プリンスオブウェールズステークスから始動するも、ソフトな馬場に苦しめられて5着。これが結果的に現役ラストランとなった。
ハガス調教師は手術後も闘病を続けていたシーオブクラスの訃報を受け、「彼女は偉大な牝馬で、もちろん素晴らしい才能の持ち主だった。知性に溢れ、とてもクレバーだった」とコメント。「彼女は懸命に闘ったが、今日は悲しい日となってしまった」と早すぎる死を悼んでいた。