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【愛チャンピオンS】マジカルが番手押し切りで貫録勝ち、ディアドラは猛追及ばず4着

2019年09月15日 01:30

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 現地14日、日本のディアドラがアイルランドのレパーズタウン競馬場で行われたG1アイリッシュチャンピオンステークス(3歳以上、芝2000m)に3番人気の支持を集めて出走。後方2番手付近を追走すると、直線は大外から豪快に追い込むも勝ち馬に3馬身及ばず4着に終わった。

 好スタートから2番手をキープした1番人気のマジカルが直線でペースメーカーをかわし、後続に2馬身1/4差をつけて完勝。通算3度目のG1制覇を飾った。走破時計は2分06秒49(Good)。7番人気マジックワンドが6番人気アンソニーヴァンダイクとの2着争いをアタマ差で制し、上位3着までを4頭出しで臨んだA.オブライエン調教師の管理馬が独占した。

 レースは最内枠のハンティングホーンが好スタートを決めてペースを作り、内寄りの枠に恵まれたマジカルやアンソニーヴァンダイク、マジックワンドも先行態勢。それらの外にエラーカムがつけた。ディアドラとマッドムーンは一歩目にややバランスを崩す感じになって6、7番手に収まり、課題のゲートで立ち遅れたヘッドマンが最後方からの隊列になった。

 2馬身少々のリードで引っ張るハンティングホーンとマジカルの差は最終コーナーを前に詰まりはじめ、直線入口では8頭が4馬身圏内のひと固まり。末脚勝負となる中でマジカルが抜け出す一方、ディアドラは内にこだわるも前が開かず、残り200m付近で最後方から大外に持ち出されて猛然と追い上げた。しかし時すでに遅く、マジカルは5馬身ほど前方。ディアドラは1頭だけ違う脚勢で前を追い掛け、2着争いを繰り広げるマジックワンドとアンソニーヴァンダイクに迫ったが、3着にも体半分及ばずゴールを駆け抜ける結果となった。

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