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ピナトゥボが怪物フランケル超え、2歳馬として今世紀最高のレーティング128!

2019年09月25日 11:45

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 愛G1ヴィンセントオブライエンナショナルステークス(現地15日)で9馬身差の圧勝を飾った2歳馬ピナトゥボに対し、英国競馬統括機構(BHA)がレーティング128と認定した。

 このレーティングは、2010年の2歳首位を分け合ったフランケルとドリームアヘッドを2ポンド上回る今世紀最高の評価。BHAの2歳馬担当ハンデキャッパーを務めるG.スミス氏は「彼がフランケルより強い馬とは言えないが、ここまではフランケルの2歳時以上のことを成し遂げている」「フランケルは3歳でレーティング136、4歳では140に達した。ピナトゥボにはフランケルのようになる成長の余地がまだまだある」と潜在能力の高さに言及した。

 2歳時にピナトゥボ以上の評価を得た馬で、最も新しい記録は1994年にレーシングポストトロフィー(現フューチュリティトロフィー)を12馬身差で圧勝したセルティックスウィングの130。匹敵する馬ではニューアプローチ(2007年)の126、その10年前にザールが127を獲得している。

 なお、ピナトゥボは次走でG1デューハーストステークス(10月12日)に出走するものと見られており、その内容によってレーティングがさらに上昇する可能性もある。