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2歳G2ロイヤルロッジS、最低人気のロイヤルドーノックがレコード勝ち

2019年09月29日 12:10

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 現地28日、英ニューマーケット競馬場で2歳G2ロイヤルロッジステークス(牡・セン馬、芝8ハロン)が行われ、最低7番人気のロイヤルドーノックが馬群の外から末脚を伸ばすと、先に抜け出した圧倒的1番人気カメコとの追いくらべをクビ差で制した。

 ロイヤルドーノックは6月28日にデビューするも2連敗し、未勝利のままG2リッチモンドステークス(3着)、G1モルニー賞(7着)と重賞を転戦。5戦目の今月4日に未勝利戦を勝ち上がり、前走はG2シャンペンステークスで最下位の5着に敗れていた。今回は重賞初制覇を飾るとともに、英2000ギニーと同じローリーマイルコースの8ハロンで1分35秒13の2歳レコードをマークしている。

 3頭出しで臨んだA.オブライエン調教師は「まるでグレンイーグルスみたいだね。スピードがあるし、凄くタフで才能がある」と、ロイヤルドーノックをその父に例えて絶賛。「距離はもっともつだろう。ウェイン(ローダン騎手)が追い抜いた後もまだまだ余裕を感じたと言っていた。いいことを聞いたね」と喜んでいた。

 なお、ロイヤルドーノックの勝利を受けて大手ブックメーカーのパディパワーは英ダービーのオッズを34倍、ベットフェアはブリーダーズカップジュベナイルターフのオッズを13倍に設定。オブライエン師はフューチュリティトロフィー(10月26日)に出走させる可能性に言及している。