NEWS

ニュース

ニュース/コラム

英G1チェヴァリーパークS、ミリスルが後方から一気に突き抜ける

2019年09月29日 12:40

  • 友だち追加数

 2歳牝馬による英G1チェヴァリーパークステークス(芝6ハロン)が現地28日にニューマーケット競馬場で行われ、最後方に構えたミリスル(6番人気タイ)が残り1ハロンで末脚を爆発。外ラチ沿いから一気に突き抜けて快勝した。

 圧倒的1番人気のラッフルプライズは1馬身3/4差の2着に敗れ、さらに1/2馬身差で2番人気のトロボーが続いた。

 スタースパングルドバナー産駒のミリスルは重賞初制覇。7月4日に愛ベルーズタウン競馬場の芝5ハロンでデビュー勝ちし、8月16日の3戦目にリステッド競走で2勝目を挙げると、前走はG3ディックプールフィリーズステークスで2着に惜敗していた。これで通算成績を5戦3勝としている。

 同馬を管理するMrs.J.ハリントン調教師は「シェーン(フォーリー騎手)は、彼女は距離が延びるほどいいと言っていたわ。管理している半姉は14ハロンをこなすし、スタミナ満点の母系だから、マイルでも楽にもつ血統よ」「馬から降りたフランキー(2着に敗れたデットーリ騎手)に、来年のギニー牝馬と言われたの」とクラシックを意識していた。なお、これでミリスルは休養入りとコメントしている。