現地11日、英ニューマーケット競馬場にてG1フィリーズマイル（2歳牝馬、芝8ハロン）が行われ、J.ワトソン騎乗のクアドリラテラルが接戦を制した。

　アタマ差の2着は英G2メイヒルステークス勝ち馬のパワフルブリーズ。さらに1馬身半差の3着に愛G1モイグレアスタッドステークス馬ラブが入った。

　R.チャールトン厩舎のフランケル産駒クアドリラテラルは、これでデビューから3連勝。重賞は今回が初挑戦で、いきなりG1を制した。

　今回の勝利でブックメーカーのパディーパワーは、来年の英1000ギニーでのクアドリラテラルのオッズを11倍から6倍に切り下げ。英オークスのオッズも11倍で1番人気となっている。

　チャールトン調教師は「恐らく英1000ギニーには前哨戦を使わずに直行することになる」と話している。