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メルボルンCを除外のマルメロ、このまま引退の危機に

2019年11月13日 12:51

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 メルボルンカップ出走を目指して豪州入りするも、レントゲン検査の結果により主催者判断で除外された英国のマルメロは、このまま復帰できずに引退を余儀なくされるかもしれない。豪競馬メディアの『racenet.com』が現地12日付けで報じている。

 マルメロは豪州入り後の検査で砲骨に不完全骨折が判明して除外され、この決定を不服とするH.モリソン調教師陣営が法的措置に言及するなど議論を呼ぶ事態となった。

 この問題について、同メディアでは共同オーナーを務めるO.ケイル氏が『Herald Sun』紙に述べたコメントを引用。ケガをする恐れがある現状は競馬の法的領域において新たな懸念を生じさせ、レースをすることの妨げにもなると指摘した上で「マルメロは引退を余儀なくされることもあり得る」と同氏は話している。

 なお、ケイル氏は除外措置がマルメロの現役生活を非常に困難なものにしたとする一方、診断結果に従ったレーシングヴィクトリアの決定については「良い仕事をした」と理解を示し、マルメロが再びレースできない場合は種牡馬入りさせることを示唆している。