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凱旋門賞馬ヴァルトガイスト、初年度の種付け料が決定

2019年11月13日 10:53

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 今年の凱旋門賞でエネイブルの3連覇を阻止し、種牡馬入りしたヴァルトガイストの2020年種付け料が1万7500ユーロ(約210万円)に決まった。同馬の繋養先であるアイルランドのバリーリンチスタッドが発表し、英競馬メディアの『racingpost』が報じている。

 通算21戦9勝の戦績を残し、5歳で引退したガリレオ産駒のヴァルトガイストは、凱旋門賞をはじめガネー賞とサンクルー大賞、クリテリウムドサンクルーでG1レースを4勝。この他に仏ダービー2着、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスとプリンスオブウェールズステークスで3着など重賞戦線で高い実績を残した。

 現役時代に同馬を管理したA.ファーブル調教師は「彼は調教にもレースにも素晴らしく前向きで、凄い末脚の切れがあった。精神的にも肉体的にも非常に元気だったから、トップ種牡馬になるあらゆる物を備えているという自信がある」とセカンドキャリアを後押ししている。