マキシマムセキュリティ陣営が請求棄却に反発、KYダービーの降着めぐり控訴の構え
2019年11月20日 11:33
ケンタッキーダービーでの降着処分取り消しを訴えるも、ケンタッキー州東部地区連邦地裁に請求を棄却されたマキシマムセキュリティのオーナーが判決に反発。控訴する考えを表明した。米競馬メディアの『bloodhorse.com』が現地18日付けで報じている。
この問題に対する地裁の判断は、ケンタッキー州の競馬運用規定による失格裁定は司法審査の対象外であり、その手順についても米国憲法下で保護されている利害を含まないという趣旨の、ほぼ一蹴に近いものだった。
しかし、マキシマムセキュリティを所有するG.ウエスト氏は18日に声明を発表し、その中で「反論を受けつけることなく有効とする危険な先例を受け入れることはできないし、するつもりもない。従って、私は異議申し立てのため速やかに弁護団を組織する」と控訴する意思を示している。