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ヴィクトリアダービー馬エクストラブリュット、移籍先の香港で悲運の事故死

2019年12月11日 12:22

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 昨年の豪G1ヴィクトリアダービー優勝馬で香港に移籍したエクストラブリュットが、現地10日の調教中に事故死した。香港メディアの『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)が同日付けで報じている。

 事故の状況については詳報されていないものの、エクストラブリュットは10日朝のトライアルを前にウォーキングマシーンの中で負傷した。同メディアでは“hurt himself”という表現を用いており、暴れるなどして自ら致命傷を負った模様。F.ロー調教師は「とても悲しい、非常にめずらしい事故だ」とコメントとしている。

 エクストラブリュットは香港ダービーを目標に豪州から移籍し、11月23日に現地初戦で3着と再始動したばかりだった。同馬を購入した関係者は種牡馬としての将来も期待して、去勢されるのが一般的な香港にあっても繁殖能力を残したままにしていた。