サウジCの賞金支払いが保留に、マキシマムセキュリティ陣営のドーピング影響
2020年04月14日 11:50
サウジアラビアジョッキークラブ(JCSA)は現地13日、世界最高の賞金総額2000万米ドル(約22億円)を誇るレースとして新設され、今年の2月に行われた第1回サウジカップについて、賞金の支払いを保留すると発表した。
これは同レースを勝ったマキシマムセキュリティを管理していたアメリカのJ.サーヴィス調教師がドーピング容疑で起訴されたのを受けてのもの。
JCSAは独自調査を行っていることを明らかにし、「賞金が与えられる全ての馬に関係するため、JCSAは調査が終了するまで賞金の支払いを保留する」との声明を出した。
またJCSAは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって調査が遅れていること、調査が終わるまでは新たな発表は行わないことも表明している。