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延期が発表された英ダービー、トレゴニング師は中止を主張

2020年04月15日 12:57

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 2006年の英ダービーをサーパーシーで制しているM.トレゴニング調教師が、延期となった今年のダービーに関して言及。延期や開催場の変更よりも中止が望ましいという思いを打ち明けている。

 新型コロナウイルスの感染拡大により4月末まで中断している英国競馬では、1000ギニーと2000ギニー、ダービーとオークスのクラシック4レースが延期になり、代わりの開催日程も決まっていない。

 トレゴニング師は「ダービーは特定のコースで1年の決まった時期に開催する。それが評価基準というものだ」「もし年後半に移動したり、異なるコースで施行されたら、それは明らかに同じレースではない」と主張。「ダービーは唯一無二だ。もちろん、同じ距離のG1レースも他の競馬場で行われているし、何らかの呼び名がある。しかし、それがダービーということはない」と本来の開催条件を尊重する。

 その上でトレゴニング師は「我々は競馬再開へさまざまなプランを実行できるが、個人的には安全にできるまで再開すべきではないと思う」と安全性を最優先としている。