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名馬フォーティナイナーが死去、日本でも種牡馬入り

2020年05月19日 13:07

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 現役時代にG1を4勝し、種牡馬としても日本やアメリカで活躍した名馬フォーティナイナーが18日、老衰のため死去した。35歳だった。

 これは繋養先だった日本軽種馬協会が発表したもの。ミスタープロスペクター産駒のフォーティナイナーは、2歳だった1987年にシャンペンステークスなどG1を2勝。6戦5勝で最優秀2歳牡馬に選出された。

 3歳となった88年はケンタッキーダービー2着などクラシックこそ勝てなかったものの、ハスケル招待ステークスとトラヴァーズステークスの両G1を連勝。通算成績は19戦11勝で引退した。

 種牡馬入りしてからは、アメリカでエディターズノート(G1ベルモントSなど)、コロナドズクエスト(G1トラヴァーズSなど)のG1馬を輩出。後継種牡馬としてエンドスウィープ、トワイニングらが成功を収めた。

 日本でもダートを中心に重賞勝ち馬を出しており、ユートピア(南部杯)、マイネルセレクト(JBCスプリント)、アドマイヤホープ(全日本2歳優駿)らが代表産駒となった。