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英G1クイーンアンS、サーカスマキシマスがテレベルムとの一騎打ちを制す

2020年06月17日 13:26

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 英ロイヤルアスコット開催初日(現地16日)のG1クイーンアンステークス(4歳以上、芝8ハロン)で、R.ムーア騎乗の1番人気サーカスマキシマスとL.デットーリ騎乗の2番人気テレベルムが壮絶な一騎打ちを展開した。

 マリーズダイヤモンド(13番人気)とともに先頭で他の13頭を引っ張るサーカスマキシマスに対し、直後でマークしたテレベルムが残り2ハロンから一気に抜き去り一時は1馬身近いリード。しかし、そこからサーカスマキシマスが差し返しに出るとゴールでアタマ差逆転した。さらに3馬身差でマリーズダイヤモンドが3着に流れ込んだ。

 サーカスマキシマスは昨年9月のムーランドロンシャン賞に続く通算3度目のG1制覇(重賞も3勝目)。その後にブリーダーズカップマイルで4着に敗れ、今回は7か月半ぶりの実戦だった。昨年はセントジェームズパレスステークスを制しており、ロイヤルアスコットでは2年連続の勝利となる。

 A.オブライエン調教師は「うれしいよ。あれが彼なんだ。凄くタフなのさ。素早く、タフにやり遂げた。本当に信じられないよ。ライアン(ムーア騎手)も素晴らしい騎乗をしてくれた」と人馬を称賛。「彼にはマイルが合っている。気を抜くからブリンカーを着けているんだ。ハイペースなら集中できる。10ハロンや12ハロンだとペースが緩くて集中し切れない」と、次戦の候補にマイルのサセックスステークスを挙げた。