仏オークス、ディープ産駒ファンシーブルーが接戦制す
2020年07月06日 10:12
現地5日、仏シャンティイ競馬場にてG1仏オークス(芝2100m)が行われ、ディープインパクト産駒のファンシーブルーが接戦を制した。
ファンシーブルーはハナを奪った1番人気のアルパインスターに続く2番手で追走。そのまま直線に入ると両馬が馬体を並べての叩き合いになり、最後はファンシーブルーが短クビ差で差し切った。
前走はロイヤルアスコットでの英G1コロネーションステークスを圧勝していたアルパインスターが2着。愛1000ギニーからの連勝を狙っていたピースフルは3着だった。
アイルランド生まれのファンシーブルーは、A.オブライエン厩舎からデビューして2歳時に2連勝。同師の息子であるD.オブライエン調教師の下へ転厩して迎えた3歳初戦の愛1000ギニーではピースフルに2馬身差をつけられての2着と初黒星を喫していたが、距離が伸びた今回は強敵を抑えてクラシック制覇を果たした。
なおD.オブライエン師は今後について、馬の状態次第としつつも「愛オークスに行くかもしれない」と話している。