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パレスピアが無敗継続、仏G1ジャックルマロワ賞も制す

2020年08月17日 10:03

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 現地16日、仏ドーヴィル競馬場にてG1ジャックルマロワ賞(芝1600m)が行われ、L.デットーリ騎乗のパレスピアがデビューからの無敗を守って前走の英G1セントジェームズパレスステークスに続く2度目のG1制覇を達成した。

 序盤は最後方に控えたパレスピアは、レース半ばから早めに仕掛けて進出。一気に先頭に立つと、追いすがるアルパインスターに3/4馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。

 アルパインスターは仏オークスに続くG1での2着で、3歳馬たちのワンツーフィニッシュに。古馬のマイルG1馬たちはサーカスマキシマスが2着から5馬身差の3着、ペルシアンキングはさらに3馬身差の4着、ローマナイズドも5着に終わった。

 新型コロナウイルスに関する検疫の関係上、今週の英ヨーク競馬場でのイボアフェスティバルでの騎乗をあきらめてフランスへの渡航を決断したデットーリ騎手は、前日の仏ダービー馬ミシュリフによるG2ギヨームドルナノ賞制覇に続く価値ある勝利。

 『Sky Sports Racing』のインタビューに対し、デットーリ騎手は「ここに来たのは正しい決断だった。私には2頭のスーパーホースがいるのが分かっていたし、彼らは両方とも勝った」と語っていた。