古豪ヒューミドール、豪G2ジョンFフィーハンS勝ちでコックスプレートの出走権獲得
2020年09月09日 10:02
豪ムーニーバレー競馬場で現地5日に行われたG2ジョンFフィーハンステークス(2歳以上、芝1600m)は、序盤の中団から最後方の8番手で最終コーナーに差し掛かったD.レーン騎乗の7番人気ヒューミドールが、内ラチ沿いを進出して直線は先行する2頭の外へ切り替え、0.4馬身抜け出す快走を披露した。
4頭が0.1馬身間隔で続く混戦となった2着争いは、中盤まで後方2番手の1番人気サプライズベイビーが早めスパートで大外から追い込み、逃げ馬を見ながら経済コースキープの3番人気ハーバービューズを差し切った。
今季で8歳を迎えたヒューミドールは2018年9月のG1メムジーステークス以来、2年ぶりの白星で通算6度目の重賞制覇。この勝利によりコックスプレートの優先出走権を獲得した。ヒューミドールはコックスプレートで2017年2着、2018年3着と女傑ウィンクスの前に涙を飲み、昨年は主催者のセレクションに落選。補欠1番手に回るも出走機会を得られなかった。