ナジーフが英G1サンチャリオットSを快勝、人気のシャンペルゼリーゼは消化不良の4着
2020年10月04日 09:46
英牝馬G1サンチャリオットステークス(3歳以上、芝8ハロン)が現地3日にニューマーケット競馬場で行われ、外ラチ近くで前方の様子を窺っていた5番人気のナジーフが、残り1ハロンから1馬身1/2差抜け出して快勝した。
馬場の中央付近で先行した8番人気のハーフライトが、勝ち馬の前から伸びたクロークオブスピリッツとの2着争いをクビ差で制し、1番人気のシャンペルゼリーゼは他馬が仕掛けた所で包まれ、進路を探しながら抜け出す形になって4着まで。2番人気の愛1000ギニー馬ピースフルはシャンペルゼリーゼの直前から失速して最下位の12着に大敗した。
ナジーフは7月のファルマスステークスに続く2度目のG1初制覇。その前走のG2デュークオブケンブリッジステークスと合わせて3度目の重賞勝ちとなった。
同馬を管理するJ.ゴスデン調教師は、ナジーフの今後について馬主のハムダン殿下次第と断りつつ、クイーンエリザベス2世ステークスとブリーダーズカップ遠征、繁殖入りや来年も現役続行など様々な選択肢を挙げ、今後10日ほどがカギになるだろうとコメントしている。