今年のG1愛2000ギニーを無敗で制したシスキンが、11月の米G1ブリーダーズカップマイルを最後に引退して日本で種牡馬入りすることが分かった。

　ファーストディフェンス産駒の3歳馬シスキンはG.リヨン厩舎からデビュー。2歳時に無傷の4連勝で愛G1フェニックスステークスを制すと、3歳初戦だった今年6月の愛2000ギニーも勝利した。その後は7月の英G1サセックスステークスで3着と初黒星を喫し、9月の仏G1ムーランドロンシャン賞も4着どまりだった。

　リヨン調教師は「3歳馬の彼をBC遠征に出したくはなかったが、シスキンは4歳となる来年は厩舎にいない。だからBCがオプションの一つとなった」「日本で種牡馬入りする予定だ。とても残念だよ」とコメント。素質馬の3歳での引退を惜しんでいた。