ウィットモアが4度目の挑戦でBCスプリント制覇、ジャスパープリンスは最下位に沈む
2020年11月08日 12:58
米キーンランド競馬場で現地7日に行われたブリーダーズカップスプリント(3歳以上、ダート6ハロン)に日本のジャスパープリンス(13番人気)が出走。韋駄天ぞろいの一戦で果敢にハナを切るも直線早々に馬群に飲まれ、大差の最下位(14着)に沈んだ。
レースは内ラチ沿いで中団後方を追走した7番人気ウィットモアが直線半ばで外に持ち出され、3馬身1/4差突き抜けて圧勝。4番人気のシーズィーロケットが5番人気フィレンツェファイアとの2着争いをクビ差で制し、1番人気のヤウポンは先団から8着に終わった。
7歳馬のウィットモアは2018年のフォアゴーステークス以来となる2度目のG1制覇で通算7度目の重賞勝ち。BCスプリントは初挑戦の2017年に完敗(8着)、2018年は2着、2019年も3着と惜敗し、4年連続の参戦で大願成就となった。
ウィットモアを勝利に導いたI.オルティスJr.騎手は「発馬を決めて彼をリラックスさせることに徹した。彼は凄くリラックスしていたよ。コーナーを楽に回ることができて、彼を外に出したら弾けた」とBC公式サイトで快勝劇を振り返っている。