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KYダービーとBCクラシック制覇のオーセンティック、3歳で引退して種牡馬入り

2020年11月10日 10:49

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 今年のケンタッキーダービーとブリーダーズカップクラシックの両ビッグレースを制覇したオーセンティックが引退。スペンドスリフトファームで種牡馬入りすることになった。

 オーセンティックはB.バファート厩舎のイントゥミスチーフ産駒。7月のハスケルステークスでG1初制覇を果たすと、新型コロナウイルスの影響で9月に延期されていたKYダービーも連勝。続くG1プリークネスステークスでは牝馬のスイススカイダイバーの2着と不覚を取ったが、今月7日のBCクラシックでは古馬も含めた強豪を撃破した。通算成績は8戦6勝(重賞5勝)、2着2回。初年度の種付け料は7万5000ドル(約790万円)に設定された。

 スペンドスリフトファームのN.トフィーGMは「オーセンティックは人生で一度しか出会えないレベルの名馬」「私たちはサイアーラインを信頼しているし、オーセンティックが将来的に大きな役割を果たすと感じている。彼のように血統、才能、実績がすべてそろった3歳馬は非常にまれな存在だ」などと種牡馬入りを歓迎する声明を出している。