マイルG1を3勝、サーカスマキシマスが引退
2020年11月14日 10:33
G1を通算3勝したサーカスマキシマスが引退し、来年からアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りすることが分かった。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。
サーカスマキシマスはガリレオ産駒の4歳馬。A.オブライエン厩舎からデビューして昨年6月のセントジェームズパレスステークスでG1初制覇を果たすと、9月には仏G1ムーランドロンシャン賞も勝利した。
今年は始動戦だったロイヤルアスコット開催でのG1クイーンアンステークスを制覇。結果的にこれが最後の勝利だったが、その後も英G1サセックスステークス2着、仏G1ジャックルマロワ賞とムーランドロンシャン賞で連続3着、そしてラストランだった米G1ブリーダーズカップマイル2着とマイルG1で好走を続けた。通算成績は17戦5勝。
オブライエン調教師は「サーカスマキシマスは非常にタフで輸送に強く、スピード豊かな馬。優れた種牡馬になれるタイプだ」と将来に太鼓判を押している。