現地25日、ドバイのメイダン競馬場にてG3ナドアルシバトロフィー（芝2810m）が行われ、L.デットーリ騎乗のヴォルキャニクスカイが接戦を制した。

　ヴォルキャニクスカイは外枠からの好スタートで2番手につけると、逃げ馬をぴったりマークする形で追走。3コーナーで早くも先頭に立つと、直線では追いすがるグローバルヒートを短アタマ差で振り切った。

　S.ビン・スルール厩舎のヴォルキャニクスカイはストリートクライ産駒の6歳せん馬。イギリスで目立った実績はなかったが、ドバイで走り出した今年は前走の準重賞2着から重賞初勝利を手にすることになった。