ゴドルフィンのクラシック候補、同厩馬に敗れる波乱
2021年02月27日 10:55
現地25日、ドバイのメイダン競馬場にて準重賞のメイダンクラシック(3歳、芝1600m)が行われ、英クラシック戦線の有力候補とみられていたマスターオブザシーズが同厩馬のネイバルクラウンに敗れる波乱が起きた。
C.アップルビー厩舎のドバウィ産駒マスターオブザシーズは昨年、デビュー2連勝で英G2スーパーレイティブステークスを快勝。秋の愛G1ヴィンセントオブライエンナショナルステークスでは4着に入っていた。
しかし休み明けのこの日は道中でかかるしぐさを見せ、直線で後方から追い上げたものの、逃げたネイバルクラウンを1馬身3/4差でとらえそこねた。
勝ったネイバルクラウンもゴドルフィンのドバウィ産駒。2歳時は仏G3で3着2回があり、今月のドバイG3のUAE2000ギニーも3着どまりだったが、今回はしっかり勝ち切って2勝目を挙げた。
なおこの結果、ブックメーカーのパディーパワーはネイバルクラウンの英2000ギニーでのオッズを67倍から40倍に、マスターオブザシーズのオッズを16倍から26倍に変更している。