伝統の米G3サンルイレイS、ユナイテッドが1番人気に応える
2021年03月22日 11:40
現地20日、米サンタアニタパーク競馬場にてG3サンルイレイステークス(芝12ハロン)が行われ、1番人気に推されたF.プラ騎乗のユナイテッドが勝利を収めた。
サンルイレイSはかつて日本の三冠馬シンボリルドルフが参戦したこともあるレース(結果は6着)。当時のG1から現在はG3に格下げされているが、今年は5頭立てながら実績あるメンバーが揃った。
レースは2月のG2サンマルコスSの2着馬アクリメイトが逃げ、ユナイテッドがこれをピタリと番手でマークする展開。3番手にサンマルコスSの勝ち馬マスターオブフォックスハウンズが続く。
最終コーナーで仕掛けて先頭に立ったユナイテッドは一気にリードを広げ、カナダG1ノーザンダンサーターフステークス馬セイザワードの追い込みも3/4馬身差で抑え切った。
ユナイテッドはジャイアンツコーズウェイ産駒の6歳せん馬。G1勝ちこそないものの2019年のG1ブリーダーズカップターフでは2着と好走し、昨年はG2を3連勝するなど重賞4勝。今回が通算5度目の重賞勝ちとなった。