香港チャンピオンズデーの登録馬が発表、香港JCは日本調教馬にフォーカス
2021年03月24日 11:51
香港チャンピオンズデー(4月25日、シャティン競馬場)の登録馬が現地23日に香港ジョッキークラブから発表され、公式サイトでは日本の強力メンバーにフォーカスしている。
チャンピオンズデーに行われるクイーンエリザベス2世カップ(芝2000m)、香港チャンピオンズマイル(芝1600m)、そしてチェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)には世界から全77頭が登録。その中に19頭のG1ホースが含まれている。
香港JCが作成した各レースのサマリーでは、日本調教馬と地元馬を対比するように取り上げており、クイーンエリザベス2世Cでは史上6頭目の三冠牝馬デアリングタクトを最初に紹介。香港が誇る三冠馬ゴールデンシックスティ、昨年の優勝馬エグザルタントと対戦する可能性を示唆するとともに、クロノジェネシスやラヴズオンリーユー、2019年の香港ヴァーズを制したグローリーヴェイズの名前も挙げている。
香港チャンピオンズマイルではゴールデンシックスティを筆頭に、サリオスとインディチャンプをピックアップ。これにG1レース2勝のワイクク、昨年の優勝馬サザンレジェンド、香港ダービー馬スカイダーシーと続けた。
そして、チェアマンズスプリントプライズで最初に取り上げられているのは香港スプリントの覇者ダノンスマッシュ。地元勢ではセンテナリースプリントカップで念願のG1初制覇を飾ったホットキングプローン、ジ・エベレスト勝ちのクラシックレジェンドらに触れている。
なお、同日付けの地元メディア『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)によると、K.ルイ調教師はゴールデンシックスティの出走レースとして香港チャンピオンズマイルを優先する考えに言及している。
日本調教馬の登録状況(重複あり ※は第2希望)
・クイーンエリザベス2世C
クロノジェネシス/デアリングタクト/ギベオン/グローリーヴェイズ/ヒシイグアス/キセキ/リリーピュアハート/ラヴズオンリーユー/パフォーマプロミス/※サリオス/ステイフーリッシュ
・香港チャンピオンズマイル
エアスピネル/ケイデンスコール/※ギベオン/インディチャンプ/※ラウダシオン/レシステンシア/サリオス/ヴァンドギャルド
・チェアマンズスプリントプライズ
アウィルアウェイ/ダノンファンタジー/ダノンスマッシュ/※インディチャンプ/ジャスパープリンス/ジョーマンデリン/ラウダシオン/ピンシャン/※レシステンシア/スギノヴォルケーノ/ジョーアラビカ