【ドバイゴールデンシャヒーン】最低人気ゼンデンがレコードV、レッドルゼルが追い込み2着
2021年03月28日 00:39
現地27日にドバイのメイダン競馬場で行われたG1ドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m)は、日本から遠征した4頭のうちレッドルゼルが後方から2着に追い込み、前回(2019年)のマテラスカイに並ぶ日本調教馬として最高の結果を残した。
レースは最低13番人気のゼンデンがダッシュを決めてハナを取り切ると、最後まで後続に影を踏ませず1分09秒01(FAST)のトラックレコードで圧勝。3.25馬身差の2着に4番人気のレッドルゼル、さらに2.75馬身差の3着にキャンヴァストが続いた。コパノキッキング(3番人気)は5着に終わり、ジャスティン(6番人気)は11着、マテラスカイ(5番人気)は12着に終わった。
ゼンデンが大外枠からロケットスタートを決めてハナを切り、これに内枠のグッドエフォートやジャスティン、2番人気のワイルドマンジャックが続いて好位グループを形成。発馬で半歩遅れるような格好になったマテラスカイはこの後ろからの追走となり、1番人気のヤウポンは発馬からついていけずコパノキッキングらと後方から。ゼンデンの隣の12番枠から出たレッドルゼルは最後方まで下げ、第3コーナーから内ラチ沿いに入った。
楽な手応えで逃げるゼンデンに対し、ジャスティンの手応えは最終コーナーから苦しくなり、後ろのマテラスカイの反応も鈍い。ワイルドマンジャックがゼンデンを追い掛けるも差は詰まらず脚勢一杯に。代わって後方から馬群に突っ込んでキャンヴァスト、直線入口から馬群の外へ切り替えてレッドルゼルが急追したが、ゼンデンの逃げ脚は最後まで衰えなかった。
(人気は日本発売分)