昨年はスイススカイダイバー勝利の米G3、ポーリンズパールが重賞初制覇
2021年04月06日 11:01
現地3日、米オークローンパーク競馬場にてG3ファンタジーステークス(3歳牝馬、ダート8.5ハロン)が行われ、R.サンタナJr.騎乗のポーリンズパールが1番人気に応えた。
大外枠からスタートしたポーリンズパールは縦長になった馬群の4番手をキープ。コーナーで徐々にポジションを上げると、直線半ばで粘っていたアヴァズグレースを競り落として1馬身差の勝利を収めた。
S.アスムッセン厩舎のポーリンズパールはタピット産駒。重賞初挑戦だった前走のG3ハニービーステークスは2着だったが、ここで重賞初制覇を果たし、ケンタッキーオークスへの切符を手にした。
なお昨年のファンタジーステークスを制したのは、当時は人気薄だったスイススカイダイバー。秋に延期されたKYオークスこそ2着だったが牡馬相手にG1プリークネスステークスを制覇し、米最優秀3歳牝馬に選出されている。