現地9日、米キーンランド競馬場にてG1メーカーズマークマイルステークス（芝8ハロン）が行われ、I.オルティスJr.騎乗のレイジングブルが快勝した。

　レイジングブルは9頭立ての5番手で戦況を伺う態勢。最終コーナーで内から外に持ち出して先行勢に並びかけると、直線で一気に先頭へ躍り出てそのまま押し切った。

　2馬身後方の2着争いを制したのはライドアコメット。1番人気に推されていた3月のG1フランクE.キルローマイル勝ち馬ヒットザロードは伸びを欠いて5着までだった。

　C.ブラウン厩舎の6歳馬レイジングブルはフランス生まれのダークエンジェル産駒。3歳時にG1ハリウッドダービー、5歳時にはシューメーカーマイルステークス勝ちがあり、今回で3度目のG1制覇となった。