昨年の英G1ジュライカップでC.ファロン騎手にG1初制覇をプレゼントしたオクステッドの鞍上が、ファロン騎手の落馬負傷のためR.ムーア騎手に乗り替わることとなった。

　ファロン騎手とオクステッドは19年夏からコンビを組み、昨年の英G3アバーナントステークスとジュライカップを連勝。しかしファロン騎手がリングフィールド競馬場で落馬したため、連覇を狙う現地15日のアバーナントSでの騎乗を断念せざるを得なかった。

　R.ティール調教師は「乗り替わらざるを得なかった。キーレン（ファロン騎手）はベストの状態ではない」と苦渋の決断に言及。一方、オクステッドの枠順が大外になったことについては「7頭立ての少頭数だから、大きな問題ではない」と信頼を寄せていた。