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米G1アップルブロッサムH、レトルースカが昨年のエクリプス賞牝馬2頭を撃破の金星

2021年04月18日 13:48

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 米牝馬G1アップルブロッサムハンデキャップ(4歳以上、ダート8.5ハロン)が現地17日にオークローンパーク競馬場で6頭により争われ、3番人気のレトルースカが昨年のエクリプス賞受賞の2頭を撃破する金星を挙げた。

 レースは早々に上位人気3頭が残りの3頭を離して先行する二分戦となり、逃げるレトルースカを最優秀ダート古牝馬で1番人気のモノモイガール、最優秀3歳牝馬で2番人気のスイススカイダイバーの順に差なく追走。直線入口でレトルースカの外からモノモイガール、内からスイススカイダイバーが並ぶと、まずスイススカイダイバーが脱落して2頭の一騎打ちに。一時はモノモイガールがクビひとつほど前に出たものの、レトルースカが差し返して決着(ハナ差)し、スイススカイダイバーはさらに6馬身1/2差後れの3着で入線した。

 F.グティエレス厩舎のレトルースカは米ケンタッキー州生まれながらメキシコでデビューし、現地でG1レースを2勝。米国では前々走のヒューストンレディースクラシックなどG3を3勝し、これが米国でのG1初制覇となった。今回はモノモイガールより6ポンド(約2.7kg)、スイススカイダイバーより4ポンド(約1.8kg)軽いハンデだったが、前走のG2アゼリステークスでは昨年のケンタッキーオークス馬シーデアズザデビルのアタマ差に善戦するなど、牝馬戦線の一線級とそん色ない実力を裏づけている。