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英G3ゴードンリチャーズS、凱旋門賞馬の半弟ヴァルトコニグが制す

2021年04月24日 10:54

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 現地23日、英サンダウン競馬場にてG3ゴードンリチャーズステークス(芝10ハロン)が行われ、L.デットーリ騎乗の良血馬ヴァルトコニグが勝利した。

 2番手からレースを進めたヴァルトコニグは残り2ハロン過ぎから先頭に立って押し切り。2着は中団後方から追い込んだ9歳の古豪デザートエンカウンターだった。

 J&T.ゴスデン厩舎のヴァルトコニグはキングマン産駒の4歳馬で、半兄に2019年の仏G1凱旋門賞を制したヴァルトガイストがいる血統。2歳時にデビュー勝ちしたものの3歳だった昨年は準重賞などを2戦して未勝利に終わったが、今年は6日のハンデ戦で2勝目を挙げると重賞初挑戦だったここも連勝してみせた。

 なおゴスデン調教師は今後について「10ハロンか12ハロン。7月のビッグレース(英G1エクリプスステークス)も選択肢に含まれている」と話している。