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ディープ産駒スノーフォール、英オークスを16馬身差で圧勝

2021年06月05日 13:25

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 現地4日、英エプソム競馬場にてG1英オークス(3歳牝馬、芝12ハロン)が行われ、日本生まれのディープインパクト産駒スノーフォールが16馬身差の圧勝を見せた。

 L.デットーリ騎乗のスノーフォールは後方5番手付近でのレース。最終コーナーから直線入り口にかけてポジションを上げると、逃げていたミステリーエンジェルをかわして先頭に。後はリードを広げる一方で、最後はミステリーエンジェルに16馬身差をつけてクラシック制覇を達成した。

 3番人気のスノーフォールに続いたミステリーエンジェルは13番人気、さらに1馬身3/4差の3着ディヴァインリーも7番人気と波乱の決着。1番人気に推されていたサンタバーバラは5着までだった。

 A.オブライエン厩舎のスノーフォールは父ディープインパクト、母父ガリレオという血統。2歳時は7戦して1勝しかできず、英G1フィリーズマイルでの馬の取り違えが話題になった程度だったが、3歳となった今年は初戦の英G3ミュージドラステークスで重賞初制覇を果たし、そしてオークスの大舞台で歴史的圧勝を飾った。

 オブライエン調教師は今後について「愛オークスを考えていたが、フランキー(デットーリ騎手)からスノーフォールに古馬と対戦させるのを恐れない方がいいと言われたよ」とコメント。「最終的には凱旋門賞かもしれないし、キングジョージの可能性だってある」と、7月の英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、10月の仏G1凱旋門賞への挑戦を示唆している。