コロネーションCを制したパイルドライヴァー、次走はキングジョージに決定
2021年06月23日 11:36
現地4日のコロネーションカップで激闘の末にG1初制覇を飾ったパイルドライヴァーの次走が、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(7月24日)に決定した。
パイルドライヴァーはコロネーションC後にロイヤルアスコット開催のハードウィックステークス出走も検討されたが、W.ミューア&C.グラシック調教師は回避して完全な回復を優先していた。
「エプソム(コロネーションC)を戦った後、ハードなレースだったしロイヤルアスコットまでは間隔が短すぎると考えたから理にかなった判断だったと思う」というミューア師。しかし、その一方で「決断の時には彼は走りたくてウズウズしているような状態だったんだ。“なんてこった、どうしよう”と思ったけど“いや、当初のプランに拘ろう”とね」と、パイルドライヴァーは回復も早く元気一杯な様子を伝えている。
「方向転換も可能だったかもしれないが、彼ならどんなレースにだって使えるから間隔を空けたかったんだ。間隔を詰めて何度も走らせたら、シーズン終盤の凱旋門賞みたいなレースまでやり通せると思うかい?」と秘めたる思いを打ち明けた。
その上で「現時点で彼はライオンのようだし、我らはキングジョージへ行くつもりだよ」「彼は本当に好調でみずみずしいんだ」と絶好調をアピールしている。