愛G1プリティポリーS、サンダリングナイツが叩き合い制す
2021年06月28日 12:05
現地27日、愛カラ競馬場にてG1プリティポリーステークス(3歳以上牝馬、芝10ハロン)が行われ、S.クロース騎乗のサンダリングナイツが接戦を制した。
道中は8頭立ての5番手に控えたサンダリングナイツは、1番人気に推されていたカイエンペッパーを直後でマークする展開に。直線で早めにカイエンペッパーらをかわして先頭に立つと、最後は追い込んできた2番人気3歳馬サンタバーバラとの叩き合いをクビ差で制した。カイエンペッパーは勝ち馬から2馬身半差の3着だった。
J.オブライエン厩舎のサンダリングナイツはナイトオブサンダー産駒の4歳馬。昨年8月の愛G3スノーフェアリーフィリーズステークスで重賞初勝利を挙げており、今年は米国遠征した前走のG2ニューヨークステークスを含めて重賞で2戦連続2着だったが、ここでG1初制覇を達成した。
オブライエン調教師は今後について、米国へ再遠征して8月のG1ビヴァリーD.ステークスに参戦する可能性や、欧州に残ってG1ナッソーステークスやG1メイトロンステークスを目指す可能性も示唆している。