クロスボーダーがG1馬ら撃破、米G2ボウリンググリーンS連覇
2021年08月02日 12:00
現地31日、米サラトガ競馬場にてG2ボウリンググリーンステークス(芝11ハロン)が行われ、L.サエス騎乗のクロスボーダーがG1馬たち相手に勝利した。
レースは1番人気に推されていた5月のG1マンノウォーステークス勝ち馬チャンネルキャットが逃げ、昨年にソードダンサーステークスなどG1を4勝の2番人気チャンネルメイカーが2番手。クロスボーダーは3番手で人気馬の動向をうかがう。
第4コーナーでまずチャンネルメイカーをかわしたクロスボーダーは、直線半ばでチャンネルキャットも差して先頭へ。最後は追い込んできたロックエンペラーに1馬身1/4差をつけた。チャンネルキャットは4着、チャンネルメイカーは7着と人気を裏切った。
M.メイカー厩舎のクロスボーダーはイングリッシュチャンネル産駒の7歳馬。昨夏のソードダンサーSでチャンネルメイカーの2着、今年1月のペガサスワールドカップターフでは3着とG1での好走歴があり、重賞は昨年のこのレースに続く通算2勝目となった。