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名種牡馬マスタークラフツマンが急死、ザグレーギャツビーなどの父

2021年08月14日 11:19

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 現役時代にG1を4勝し、引退後はクールモアグループで種牡馬としても活躍していたマスタークラフツマンが心臓発作で死亡したことが分かった。15歳だった。英競馬メディア『racingpost.com』など複数のメディアが報じている。

 マスタークラフツマンは父デインヒルダンサー、母父ブラックタイアフェアーという血統で、A.オブライエン厩舎に所属。2歳時に愛G1フェニックスステークスなどG1での2勝を含む重賞3連勝で欧州最優秀2歳牡馬に選出された。

 3歳時も愛2000ギニーとセントジェームズパレスステークスの両マイルG1を連勝。中距離挑戦では勝ちきれずとも同世代の英二冠馬シーザスターズ相手に善戦し、ダート初挑戦だった同年の米G1ブリーダーズカップダートマイル4着を最後に通算12戦7勝で引退した。

 種牡馬入り後は仏ダービー馬ザグレーギャツビーや、愛1000ギニーなどマイルG1を4勝したアルファセントーリ、英セントレジャー馬キングストンヒルなどの活躍馬を出した。