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4着ワンダフルトゥナイトはフォワ賞から凱旋門賞へ/ヨークシャーオークス

2021年08月20日 15:40

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<ヨークシャーオークス>◇19日=ヨーク(英国)◇G1◇3歳上牝◇芝2370メートル◇出走7頭

 2番人気のワンダフルトゥナイト(牝4、D・ムニュイジエ、父ルアーヴル)は4着に敗れ、連勝がストップした。

 昨秋のロワイヤリュー賞、英チャンピオンズF&MSでG1を連勝。今年に入り、ハードウィックS、リリーラングトリーSでG2を連勝し、重賞4連勝中だったが、直線半ばでスノーフォールにかわされると、その後は伸びを欠き、勝ったスノーフォールには8馬身半差をつけられた。

 「アットザレーシズ」電子版は管理するムニュイジエ師のコメントを紹介。師は「ウィリアム(ビュイック騎手)は(得意な)軟らかい馬場を走るときとは違ったと言っていました。今日の彼女の走りには満足しています。軟らかい馬場になれば楽に10馬身以上、前を走っているでしょう。だからガッカリはしていません」と話し、懸念されていた馬場状態を敗因に挙げた。

 今後については、「グッドウッド(前走リリーラングトリーS)から凱旋門賞までに2走したいと思っていました。次のレースはロンシャン競馬場になりますが、(牝馬限定の)ヴェルメイユ賞ではなく、フォワ賞になる可能性が高いです。なぜなら、今年は牡馬よりも牝馬の方が強い年だからです」とコメント。フォワ賞(G2、芝2400メートル、9月12日=パリロンシャン)から凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月3日=同)へ向かう方針を示した。フォワ賞には日本のディープボンド(牡4、大久保)が出走を予定している。

出典:日刊スポーツ