現地28日、米サラトガ競馬場にてG1フォアゴーステークス（4歳以上、ダート7ハロン）が行われ、1番人気に推されていたヤウポンが競り勝った。

　R.サンタナJr.騎乗のヤウポンはハナ争いを制してレースをけん引。第3コーナーからフィレンツェファイアに絡まれて長い一騎打ちとなったが、ライバルが嚙みつきに来るロスにも助けられてアタマ差の勝利を収めた。

　S.アスムッセン厩舎のヤウポンはアンクルモー産駒の4歳馬。デビュー4連勝でG2アムステルダムステークスなどを制したが、G1では昨秋のブリーダーズカップスプリントと今春のドバイゴールデンシャヒーンでいずれも8着と完敗。しかし7月の一般戦を叩いて臨んだ今回で待望のG1初制覇を達成した。