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中野省吾が逃げ切りで地元G1マカオゴールドカップを制覇

2021年08月30日 13:25

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<マカオゴールドカップ>◇29日=タイパ(マカオ)◇ローカルG1◇芝1800メートル◇出走12頭

 マカオ競馬の20~21年シーズン最終日の開催がタイパ競馬場で行われ、中野省吾騎手(29)がメインの地元G1マカオゴールドカップを制した。同レースの日本人初制覇となった。

 中野騎手がコンビを組んだのは、スターオブイウチュン(セン6、W・スミス、父カジノプリンス)。初コンビだった2走前はタイパ競馬場の芝1200メートルでコースレコード(1分7秒2)を記録する圧勝劇を演じ、前走は先月25日のチェアマンズチャレンジC(芝1200メートル)で人馬ともマカオG1初制覇となる勝利をつかんでいた。

 1800メートルへの距離延長だったが、好スタートからしっかりとハナを奪い、逃げ切りで1番人気に応えた。2着に5馬身4分の3をつける圧勝で、勝ちタイムは1分55秒1(重)。人馬ともチェアマンズチャレンジCに続くG1・2勝目となった。

 18年3月まで南関東の船橋競馬所属で騎乗し、通算505勝を挙げている中野騎手は同年6月からマカオを主戦場に騎乗してきた。「マカオ3冠」の最終戦でシーズンを締めくくる地元G1競走を見事に制した。

出典:日刊スポーツ