8月の英G1ヨークシャーオークスでは苦手とする良馬場で4着どまりだった4歳牝馬ワンダフルトゥナイトは、仏G1凱旋門賞の前哨戦として牝馬限定戦の仏G1ヴェルメイユ賞ではなく牡馬混合のG2フォワ賞に向かう予定。ただしそれも馬場状態次第のようだ。

　ワンダフルトゥナイトはヨークシャーオークスでディープインパクト産駒のスノーフォールの4着。ヴェルメイユ賞にはそのスノーフォールも参戦するが、ここでの再戦は実現しない見込みとなった。

　ただしD.ムニュイジエ調教師は「フォワ賞に行くつもりだが、それは良馬場でも走らせるという意味ではない。時計の速い馬場は私たち好みじゃない」とコメント。「もし雨が降らなかったら、残念ながらレースを回避して大一番に直行となるだろう」と続け、目標とする凱旋門賞の前にハードなレースをするのはよろしくないと述べている。