仏G1オペラ賞はルジールが接戦制す、日本から参戦のイカットは13着
2021年10月04日 11:13
現地3日、仏パリロンシャン競馬場にてG1オペラ賞(3歳以上牝馬、芝2000m)が行われ、M.ギュイヨン騎乗のルジールが接戦を制した。
外枠から出て後方3番手に控えたルジールは、直線に入ると大外に持ち出して早めにスパート。息の長い末脚でポジションを上げ、最後は1番人気に推されていたグランドグローリーをハナ差で差し切った。
昨年の3着馬で2番人気のアウダーリャは4着まで。吉田勝己氏所有のアンカルヴィルは8着、今年の仏オークス馬ジョーンオブアークは10着、日本から参戦したイカットは後方のまま13着に沈んだ。
C.ロッシ厩舎のルジールはテリトリーズ産駒の3歳馬。2歳時に仏G1マルセルブーサック賞3着や仏G3レゼルヴォワール賞1着があり、今年の仏オークスでは5着、8月の仏G1ロートシルト賞は4着とG1でも善戦していたが、これが待望のG1初制覇となった。