仏G1アベイドロンシャン賞、アケースオブユーが差し切り
2021年10月04日 11:15
現地3日、仏パリロンシャン競馬場にてG1アベイドロンシャン賞(芝1000m)が行われ、R.ウィーラン騎乗のアケースオブユーが際どく差し切った。
ゴール前では伏兵エアドヴァルスが後続を突き放して一時はセーフティーリードを得たかに思われたが、後方集団から唯一伸びてきたアケースオブユーが猛追。ゴール寸前で逆転し、短アタマ差で勝利した。
3着はエアドヴァルスから5馬身遅れて2番人気のグラススリッパーズ。1番人気に推されていたスエサは5着までだった。
A.マクギネス厩舎のアケースオブユーはホットストリーク産駒の3歳馬。5月の愛G3ラッカンステークスで重賞2勝目を挙げるも、ロイヤルアスコット開催での英G1コモンウェルスカップは11着と大敗。立て直しての叩き2戦目だった前走の愛G1フライングファイブステークスでは人気薄ながら2着と善戦しており、今回でG1初勝利を手にした。