エリザベス女王が英競馬殿堂入り
2021年10月12日 10:42
イギリスのエリザベス女王が、長年にわたる競馬界への支援を考慮されて英競馬殿堂入りを果たした。
エリザベス女王は1949年に馬主として初勝利を挙げて以来、通算1800勝を超える白星を記録。1954年と57年には平地競走のイギリスチャンピオンオーナーにも輝いた。これまでに数々の名馬を所有し、日本の三冠馬ディープインパクトの曾祖母にあたる仏オークス馬ハイクレアも女王の所有馬だった。
女王のレーシングアドバイザーを務めるJ.ウォーレン氏は「女王陛下は殿堂入りを大いに誇りに思うと推察する。陛下の競馬と生産への貢献は生涯にわたる献身から来るもの。競走馬への愛と保護は生産、育成、調教、騎乗などへの深いご理解による」と語っている。