現地16日に英アスコット競馬場にて行われるG1クイーンエリザベス2世ステークス（芝8ハロン）の枠順が確定。現欧州マイル王パレスピアと無敗の新星バーイードによる頂上対決が実現する。

　J＆T.ゴスデン厩舎の4歳馬パレスピアは前走の仏G1ジャックルマロワ賞でマイルG1を5勝目。通算成績を9戦8勝としたが、キャリアで唯一の黒星はザレヴナントの3着に終わった昨年のこのレースだった。

　一方、W.ハガス厩舎の3歳馬バーイードは今年6月のデビューから無傷の5連勝。前走の仏G1ムーランドロンシャン賞でG1初制覇を果たしている。

　そのほか、昨年の覇者であるザレヴナントや今年の英2000ギニー2着馬マスターオブザシーズ、英G1サセックスステークスで牡馬を蹴散らした3歳牝馬アルコールフリー、復活を果たした古豪ベンバトル、今年の英1000ギニー馬マザーアースなど合計10頭が出走を予定している。