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アダイヤーに雪辱へ、「ミシュリフこそが本命」と陣営

2021年10月16日 11:00

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 今年は芝とダートの両方で結果を残してきたミシュリフが、現地16日のG1英チャンピオンステークスで英ダービー馬アダイヤーに雪辱し、中距離王の称号を確固たるものにしようとしている。

 昨年の仏ダービー馬ミシュリフは、2月にダートのサウジカップ、3月に芝のドバイシーマクラシックを連勝。しかし休み明けの英G1エクリプスステークスで3着に敗れると、12ハロンの英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでは5キロの斤量差があったとはいえアダイヤーの2着に屈した。

 それでも8月にはG1英インターナショナルステークスを6馬身差で圧勝。今月3日の仏G1凱旋門賞を回避し、英チャンピオンSに備えてきた。なお今回はミシュリフとアダイヤーの斤量差は2キロまで縮まっている。

 陣営のレーシングマネージャーを務めるT.ボート氏は「(英チャンピオンSは)もちろんいいレースになるだろうが、それでもミシュリフこそが本命で、私たちも非常に楽しみにしている」とコメント。「凱旋門賞よりも馬場はいいし、雨もほとんど降らない予報だから、ミシュリフ好みの状況になると思う」と自信を見せていた。