エンジェルブルーが仏2歳G1を連勝、クリテリウムアンテルナシオナルも制す
2021年10月24日 09:12
現地23日、仏サンクルー競馬場で2歳G1クリテリウムアンテルナシオナル(セン馬不可、芝1600m)が行われ、L.デットーリ騎乗の2番人気エンジェルブルーが最後方からの直線勝負で接戦を制した。
スタート直後から最後方の6番手に控えたエンジェルブルーは、直前の4番手から出方をうかがう1番人気エインシャントロームと直線で一騎打ちを展開。残り200mから外にモタれるも、立て直してアタマ差ねじ伏せた。3番人気のパープルペイは5番手から追い出しを待たされ、さらに1馬身1/4差の3着まで。
エンジェルブルーは前走のジャンリュックラガルデール賞に続く2度目のG1制覇、重賞は7月の英G2ヴィンテージステークスから3連勝で3勝目。これで通算成績を8戦5勝としている。
R.ベケット調教師は「彼は本当にタフだ」「すばらしい頑張りだったよ。(ジャンリュックラガルデール賞)から3週もなく(フランスに)戻ってきてまた勝った」とエンジェルブルーを絶賛。大手ブックメーカーの『ベットフェア』は英2000ギニーにおけるエンジェルブルーの前売りオッズを17倍から13倍にカットしたが、ベケット師は「もし私が賭けるなら、彼は仏2000ギニーのために戻ってくるかな」と、来春は英2000ギニーではなく仏2000ギニーを狙う考えに言及した。