D.ウェルド調教師は、現地6日に行われる米G1ブリーダーズカップターフで連覇を狙うタルナワが外枠を克服すために全力を振り絞る必要があると語った。

　今年のタルナワは8月まで始動を遅らせ、叩き2戦目だった9月のG1アイリッシュチャンピオンステークスで2着。最大目標としていた前走の仏G1凱旋門賞も2着だった。今回のBCターフでは欧州とはかなり異なる馬場と、14頭立ての13番ゲートに入った枠順を克服しなければならない。

　ウェルド師は「輸送もうまくいったし、調教も順調だ」とタルナワの状態については太鼓判。そのうえで「13番枠はかなり厳しい。アメリカの競馬場は総じて外枠が不利だ」と前置きしつつも、タルナワならば克服してくれると信頼を寄せていた。