ロードグリッターズが末脚一閃、バーレーン国際競走制す
2021年11月20日 12:08
現地19日、バーレーンのサヒール競馬場にてG3バーレーンインターナショナルトロフィー(芝2000m)が行われ、J.ワトソン騎乗の8歳馬ロードグリッターズが追い込み勝ちを決めた。
道中は最後方からの追走となったロードグリッターズは、直線でいったんは内を突くも進路がなく、ワトソン騎手が強引に大外へ誘導。最後は前で競り合うバーニーロイとマニークールのゴドルフィン勢をまとめて差し切った。
勝ち馬から半馬身差の2着はバーニーロイ、さらにクビ差でマニークールが続いた。
D.オメーラ厩舎のロードグリッターズはウィッパー産駒の8歳せん馬。6歳で英G1クイーンアンステークスを制した遅咲きで、今年3月にはドバイG1ジェベルハッタを制覇。8月の再始動後は前走の英G1クイーンエリザベス2世ステークスで最下位の10着など3戦して白星がなかったが、今回のバーレーン遠征で健在ぶりを示した。
なおオメーラ師はロードグリッターズの今後について、来年2月のサウジカップ開催への参戦を示唆している。