NZのトップトレーナー、リチャーズ調教師が香港移籍へ
2021年12月18日 11:20
ニュージーランドのトップトレーナーとして知られるJ.リチャーズ調教師(32)が、2022/23シーズンから香港に拠点を移すことが分かった。香港ジョッキークラブが現地17日に公式サイトで発表した。
テアカウレーシングの主戦トレーナーを務めていたリチャーズ師は、ニュージーランドで年間160勝や年間で重賞とリステッドを合わせて36勝を挙げるなど数々の記録を樹立。これまでにメロディベルやプロバビール、テアカウシャーク、アヴァンテージなど数々の名馬を手掛けてきた。
リチャーズ師は「アジア、特に香港は先週の国際競走を見てのとおり、世界の競馬において重要な位置を占めている」とコメント。「ニュージーランドを離れるのは難しい決断で、オーストラリアでの数々の成功も楽しかった。だが私は香港でのチャレンジを本当に楽しみにしている」と語っている。
なお豪競馬メディア『racing.com』によると、シンガポールを拠点としていたM. ウォーカー調教師が、リチャーズ師の後任としてニュージーランドでテアカウレーシングの主戦トレーナーに就くという。